こんにちは、大口神経整体院の大口陽平です。今回は、股関節痛でお悩みの方に向けて、原因のメカニズムから日常でできるケアまで、臨床の現場で見てきたことをもとにお伝えします。
「歩くたびに股関節がズキッとする」「椅子から立ち上がる瞬間だけ痛い」「病院でレントゲンを撮っても異常なしと言われた」——そんなモヤモヤを抱えていませんか。
当院には、そういったいわゆるグレーゾーンの股関節痛でお越しになる方が少なくありません。どこに行っても原因がわからず、でも痛みはちゃんとある。そのしんどさは、本当によくわかります。
この記事では、股関節痛が起きる仕組み・悪化しやすいパターン・よくある誤った対処法・そして当院でどのようにアプローチしているかを、できるだけ具体的にお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてください。
股関節痛の主な原因|骨格・筋肉・神経の3つの視点から考える
股関節痛の原因は、「股関節そのもの」だけではないケースがほとんどです。
股関節は骨盤と大腿骨をつなぐ関節で、体重を支えながら歩く・しゃがむ・ひねるといった動作を担っています。その分、負荷が集中しやすい部位です。
ただ、当院で多くの方を診てきた経験から言うと、股関節そのものに問題があるケースよりも、その周辺の神経・筋肉・骨盤バランスが乱れて股関節に影響が出ているケースのほうが圧倒的に多いです。
① 骨格のアンバランス
骨盤の歪みや脚の長さの左右差は、股関節への負荷を偏らせます。
「いつも同じ足に体重をかけている」「座るときに脚を組む癖がある」といった習慣が積み重なると、徐々に骨盤が傾き、股関節の可動域が狭まっていきます。
② 筋肉のアンバランス
股関節まわりには、腸腰筋・大殿筋・中殿筋・梨状筋など多くの筋肉が集まっています。
これらのどれか一部が過剰に緊張すると、関節の動きが制限され、軟骨への圧力が高まります。特に梨状筋の硬化は坐骨神経痛と股関節痛を同時に引き起こすことがあり、見逃されやすいポイントです。
③ 神経の誤作動
当院が最も重視しているのが、この「神経」の視点です。
体の痛みは必ずしも「その場所が壊れているから痛い」とは限りません。神経が正常な信号を送れなくなったとき、脳は誤ったアラームを出し続けます。
腰椎から出る神経が股関節付近に影響を与えているケース、内臓の疲弊が神経系を介して股関節の緊張につながっているケース——こういった複合的な原因を持つ股関節痛は、痛い場所だけ触っていても改善しません。
日常姿勢の影響
長時間のデスクワークで股関節を「折り曲げた状態」を続けると、腸腰筋が縮んだまま硬直します。
立ち上がった瞬間に「股関節の前側がつっぱる・痛む」という方は、このパターンが多いです。また、歩行時に股関節の伸展が不十分になると、腰や膝にしわ寄せがいくため、股関節痛が腰痛・膝痛と同時に起きやすいのも特徴です。
こんな方は要注意|股関節痛が悪化しやすいパターン
次のような習慣・状態に心当たりがある方は、股関節痛が慢性化・悪化しやすい傾向があります。
- 長時間デスクワークが続いている——股関節が曲がったまま固まりやすく、立ち上がり時の痛みにつながる
- 歩く量が極端に少ない・または極端に多い——どちらも股関節まわりの筋力アンバランスを招く
- 過去に腰痛・坐骨神経痛・膝痛を経験したことがある——体の代償パターンが残っており、股関節に負担が移行していることがある
- 体重が増加傾向にある——股関節は体重の3〜5倍の負荷がかかると言われており、体重増加は関節への負担を直接的に増やす
特に「以前から腰が悪かった」「坐骨神経痛と言われていた」という方が、次第に股関節の痛みを訴えるようになるケースを当院では多く見てきました。
腰と股関節は神経でもつながっており、腰椎・骨盤・股関節をひとつの連動した単位として見ることが重要です。
また、「痛みが出るたびに安静にしている」という方も注意が必要です。安静は短期的には有効な場合もありますが、股関節まわりの筋力低下と可動域の縮小が進むため、長期的には悪化要因になり得ます。
関連記事もぜひ参考にしてください:大阪市住吉区で脊柱管狭窄症にお悩みの方へ|原因と改善アプローチを神経整体師が解説
よくある誤った対処法|その痛み止め、根本解決になっていますか?
股関節痛への誤った対処法のなかで最も多いのが、「痛みが出たら痛み止めを飲んで安静にする」の繰り返しです。
痛み止めは「痛みを感じにくくする」ものであり、「原因を取り除く」ものではありません。
神経が誤作動を起こして痛みを出している場合、薬で感覚をブロックしても神経のパターン自体は変わらないため、薬が切れれば再び痛みが戻ります。
また、「市販のサポーターをずっとつけている」という方も注意が必要です。サポーターは固定によって一時的な楽さを生みますが、長期使用は股関節まわりの固有感覚(関節位置の感覚)を鈍らせ、筋力低下を促進することがあります。
自己流ストレッチのリスク
「股関節が痛いから毎日ストレッチしている」という方も多いですが、原因によってはストレッチが逆効果になる場合があります。
たとえば、股関節の変形が進んでいる場合や、神経の刺激が原因の場合は、強い伸張刺激が症状を悪化させることがあります。
「やればやるほど痛い」「翌日に余計にしんどくなる」と感じているなら、一度その自己流ケアを見直すことをおすすめします。
何より大切なのは、「なぜ痛みが出ているのか」を正確に把握すること。原因なしに対処法だけ続けても、症状は堂々巡りになりがちです。
大口神経整体院の施術アプローチ|検査から始まる、股関節痛への向き合い方
当院の施術で最もこだわっているのは、「検査」です。
痛い場所だけをほぐしても、その場は楽になっても戻ります。神経・内臓・骨格・姿勢・生活動作まで見て、「なぜその症状が出ているのか」を自分の中でクリアにしてから施術に入る——これが当院のスタイルです。
多くの整体院は筋肉や骨にアプローチしますが、当院は神経にアプローチします。
体の不調は、筋肉の硬さではなく神経の誤作動から起きていることがすごく多いんです。そこに東洋医学と構造医学の考え方を掛け合わせて、一つの症状を複数の角度から見るようにしています。
初回の流れ(90〜120分)
- 問診・生活歴のヒアリング——いつから・どんなときに痛むか、過去の怪我・病歴なども丁寧に確認
- 神経・骨格・内臓の検査——神経の反応、骨盤の傾き、股関節の可動域、歩行パターンを総合的にチェック
- 施術——ソフトなアプローチで神経系にアクセスし、骨格の連動を整える
- 姿勢・歩行・生活動作の確認——施術後の変化を一緒に確認しながら、日常への落とし込みを行う
そのうえで、お一人おひとりに合わせたプランを作っていきます。同じ症状でも、体の状態も生活も人それぞれ違うからです。
ただ、施術を受けるだけで全部が変わるわけではありません。最終的には「自分で自分の体を良くする」という覚悟を持っていただくこと。
そこまで一緒に取り組める方に、しっかり結果を出してもらいたいと思っています。
整体院選びで迷っている方には、こちらの記事もご覧ください:大阪市住吉区で整体院をお探しの方へ|失敗しない選び方と当院の特徴
患者様の声|実際に股関節痛が改善された方の例
「どこに行っても変わらなかった」という方ほど、当院の検査で原因が見つかるケースが多いです。
50代の女性の方は、3年以上続く左股関節の痛みで来院されました。「歩くのが怖くて、外出が減った」とのことでした。
検査をすると、股関節そのものよりも腰椎から出る神経の圧迫と、内臓(消化器系)の疲弊による骨盤底筋群への影響が大きく関わっていることがわかりました。股関節への施術よりも、神経系と内臓へのアプローチを中心に進めたところ、3回の施術で「起き上がりが楽になった」「歩くのが怖くなくなった」という変化を実感していただきました。
60代の男性の方は、変形性股関節症の診断を受けており「手術を勧められているが、まずは保存療法を試したい」という思いでお越しになりました。
骨の変形そのものを元に戻すことはできませんが、神経系の誤作動を整えることで「日常動作での痛みの頻度と強度を下げる」ことを目標に施術。5回の施術を経て、「階段の昇り降りが怖くなくなった」とおっしゃっていただきました。
「痛みがない」は通過点で、ゴールじゃないと思っています。そこから先、自分のやりたいことを選べる毎日を送ってほしい——これが当院の一番根っこにある考え方です。
患者様の声はこちら(Googleマップ)からもご確認いただけます。
ご自宅でできるセルフケア|股関節痛の予防と再発を防ぐために
施術の効果を日常でも持続させるために、自宅でのセルフケアはとても重要です。
ただし前述の通り、原因によっては合わないケアもあります。ここでは「多くの方に比較的安全に取り組んでいただける」内容に絞ってご紹介します。
① 腸腰筋のゆったりストレッチ
片膝を床についた姿勢(ランジポジション)から、ゆっくり骨盤を前方へ移動させます。
股関節の前側がじわっと伸びる感覚があれば正しい方向です。痛みが出る場合は無理せず中止してください。左右各30秒×2セットを目安に。
② 股関節まわりのゆるめ(寝ながら)
仰向けに寝て、両膝を立てた状態から、片方の膝をゆっくり外側に倒します。
無理に倒さず、重力に任せてじんわり広げるイメージで。左右交互に30秒ずつ。これにより梨状筋・内転筋群の緊張がゆるみやすくなります。
③ 日常生活で意識すること
- 座るときは骨盤を立てる——骨盤が後傾(骨盤が後ろに倒れた状態)だと股関節に余分な負荷がかかる
- 立ち上がるときは両足均等に体重をかける——どちらか一方だけで立ち上がる癖は股関節の歪みを助長する
- 長時間同じ姿勢を避ける——30〜40分ごとに立ち上がり、軽く体を動かすだけで負担が変わる
セルフケアの具体的な動き方については、動画でも解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
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まとめ|股関節痛は「原因を正確に把握すること」が改善の第一歩
股関節痛は、放置するほど可動域が狭まり、歩行パターンの崩れが腰・膝・足首へと連鎖していきます。
「痛みに慣れてきた」「だましだましやっている」という状態が続くほど、原因の特定と改善に時間がかかりやすくなります。早めに専門的な検査を受けることが大切です。
当院では、神経×内臓×骨格×東洋医学を組み合わせた独自のアプローチで、「どこに行っても変わらなかった」という慢性・重症の股関節痛に向き合っています。
朝起きて「今日はどこかに行こう」と思える体を、一緒に作っていきましょう。
大阪市住吉区(長居駅)で股関節痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
初回は完全予約制で90〜120分じっくりとお時間をとっています。まずはお気軽にご連絡ください。
よくある質問
Q. 股関節痛は整体で改善できますか?
変形性股関節症など骨の変化を元に戻すことはできませんが、神経系の誤作動・筋肉のアンバランス・骨盤の歪みが原因の場合は、整体によって症状の軽減が期待できます。まず検査で原因を特定することが大切です。
Q. 病院でレントゲンを撮っても異常なしと言われました。それでも診てもらえますか?
はい、当院ではそういった「画像に映らないグレーゾーンの不調」を得意としています。神経・内臓・骨盤の動きなど、レントゲンに映らない観点から検査・施術を行います。
Q. 初回はどのくらいの時間がかかりますか?
初回は問診・検査・施術・日常動作の確認を含め、90〜120分お時間をいただいています。お体の状態をしっかり把握したうえで施術に入るため、時間に余裕をもってお越しください。





お電話ありがとうございます、
大口神経整体院でございます。