睡眠の質を下げないカフェインの摂り方

眠気を取り除くために朝にコーヒーを飲んだり、就寝前は、コーヒーを控えて

ハーブティーなどを飲んでリラックスされている方も多いのですよね。

 

しかし、睡眠に対するカフェインの影響を知らないまま、就寝前に

コーヒーを飲み、寝不足や不眠症に悩まされている方も多いと言われています。

 

カフェインが身体にどのような影響を及ぼすかをご紹介します。

 

・カフェインを摂取すると覚醒効果が現れる

 

カフェインの効果や効能は人によってさまざまです。

脳の活動を活性化させてくれたり、仮眠後に仕事のやる気を上げてくれる

心強い味方でもあり、カフェインが眠気を抑制する強い覚醒効果を

持っているのです。

 

毎朝コーヒーを飲み、眠気を飛ばす習慣をもっている方が多いと

思いますが、これはまさしく覚醒効果の一つです。

 

日常に取り入れるとさまざまな効果を与えてくれます。

特に覚醒作用を利用することで、集中力や注意力を高めるなど

仕事にも役立ちます。代謝や血行を促進することでダイエットや

運動能力の向上により老廃物の排出作用業や新陳代謝が上がります。

 

・実際にカフェインが睡眠にどう影響するか

 

就寝前にコーヒーを飲むと眠れなくなるとよく言われますが

マグカップ1杯のコーヒーを飲むと睡眠に悪影響を与えるのかを、

寝る前のカフェイン摂取を調べた実験がありました。

 

寝る直前、寝る3時間前、寝る6時間前で、カフェインを摂取しました。

睡眠の深さや寝つきに大きな影響を与えているという結果が現れたそうです。

 

400mgという多量のカフェインが投与されていて、実際の場面とは

違う状況ですが、寝る6時間前のカフェイン摂取でも睡眠に

大きな影響があったという結果が出ています。

 

ですので、就寝前にカフェインを含む飲料や食品を取ることは体に

少なからずの悪影響を与えており、睡眠サイクルが崩れるので寝不足や

不眠症を引き起こすということです。

 

・カフェインを摂るタイミングに注意

 

いつ、カフェインを含む飲料を摂取するかでその日の体調や睡眠への

影響が変わります。睡眠で、頭や身体の疲れをどれだけ回復できるかは、

深い睡眠を取れているかで、変わります。

 

しっかり睡眠をとるためには、就寝前の習慣を普段から

変えることが必要となってきます。カフェインの影響力は5〜8時間。

 

朝や昼間にカフェインを摂ることは、脳を覚醒し、能率を上げてくれる効果が

あるので、ノンカフェイン生活に無理にするよりも、カフェインを

摂るタイミングを調節することが大切です。

 

就寝4時間前からカフェインを含んだ飲み物を摂取しないことが

睡眠の質を上げるためにとても重要です。

 

夕方以降のカフェインをやめるだけで睡眠の質は大きく変わります。

夜のカフェイン摂取をやめただけで、大きな効果があった方も多いそうです。

 

カフェインの摂取は、体内リズムや日々の生活に大きな影響を与えています。

飲む時間、量によって、日中の体調や気分、安らかな眠りを取れるかを

知ることは大きなアドバンテージです。

 

カフェインには、眠気を醒ます、疲労感をとるなど良い効果がたくさんあり

エナジードリンクなどにも含まれています。

 

1日、300〜400mgがカフェインの最大摂取量の目安と言われています。

タイミングとしては朝起きた時に1杯、昼の休憩で1杯程度が良いでしょう。

 

過剰摂取によるカフェイン中毒や依存症、胃腸障害などにより体の

不調をきたしてしまうことがあります。身体にもたらす影響や

弊害を理解した上で適切なタイミングと量がとてもたいせつです。

 

男性の目安は400mg、生理に影響を及ぼすこともあるため、

女性は300mgが許容量とされています。ですが妊婦のかたは200mg

までの方がいいと言われています。

 

 

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