朝起きれないこどもの本当の理由とは

「朝起きない」と忙しい朝にバタバタしたことのある方がほとんどかと

思います。

 

子供たちが朝起きられないのはそもそも、身体が起きる準備が

できていないのです。

 

こどもの睡眠のカギを握るのは起きる力です。

 

起きる力の源は「コルチゾール」というホルモンです。

コルチゾールとは腎臓のすぐ上にある小さな臓器で作られ、

抗炎症作用、血糖値上昇、副腎疲労、睡眠やうつ病とも

関係があります。

 

睡眠とどういう関係があるのかというと朝起きられない状態はこの

コルチゾールの値が朝になっても低いということが一番の原因だと考えられます。

 

改善策としましてはしっかりと栄養を摂るのがまず第一です。

睡眠が悪い人に共通していることで最も多いのが

そもそも、栄養が足りていないのです。

 

カロリーなどの量的栄養素ではなく、質的栄養素が足りていません。

 

睡眠の質を上げるためにはタンパク質やビタミン・ミネラル、脂質が必要です。

 

身体の15~20%はタンパク質でできていますが、大豆たんぱく質などの

植物性タンパク質をオススメします。

 

最低限、この3つをしっかり摂っていれば、朝の目覚めや日中の眠気、

寝つきにも必ず変化が現れてきます。

 

逆に、これらが不足すると睡眠の質はどんどん下がってしまうのです。

 

朝ごはんを必ず食べることが睡眠の質を上げる重要なポイントです。

 

特にタンパク質は、睡眠ホルモンの原料にもなる重要な栄養素ですが

睡眠ホルモンに変化するまでには、こどもであれば約14時間という

長い時間が必要となります。

 

質の良い睡眠を得るためにも朝ごはんは必ず食べてくださいね。

 

 

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