身体の疲労回復
人の身体は意識しなくとも起きていると、常に働いている状態になり
特に日中の交感神経が優位な状態だと、より活動的になると言われています。
脈や血糖値が上がると、筋肉の働きなどがより活発になり、
脳の集中力もとても上がるので、仕事が捗るというわけです。
逆に睡眠中は副交感神経が優位になると言われている為、脈や血圧は
落ち着きます。睡眠中に全てがそうなるというわけではありませんが、
起床時間が近づくにつれて、脈や血圧は上昇していきます。
起きているときの疲労などを睡眠で回復して、
明日の準備状態に入るのが睡眠のメリットです。
成長ホルモンの分泌を促す
寝る子は育つという言葉を聞いた事あると思います。
睡眠中には成長ホルモンが大変多く分泌されている為、
身体の成長や代謝調節、細胞の修復などを促すことです。
睡眠中は均等に分泌されるわけでないので、寝始めの第一周期に
一番分泌されると言われています。
ですので、寝始めの睡眠の深さには気をつけなければなりません。
成長ホルモンのイメージとしては、骨格の形成や身長が伸びるなど。
しかし、大人になっても重要な役割を果たしているので
細胞の修復などに役立ちます。アンチエイジングホルモンでもあります。
記憶の定着や整理
寝ている間に記憶を定着させることは知ってる方が多いと思いますが
睡眠中にはその日の出来事や覚えたことの記憶を整理をしてくれます。
同時に定着もしてくれるので、勉強をしていく上でも睡眠は必ず欠かせません。
短期記憶より長期記憶に重要な役割を果たすので、
長く覚えておきたいことは十分な睡眠をとり定着をさせましょう。
免疫力の向上
十分な睡眠をとることにより、免疫力の向上や維持が見込めます。
十分な睡眠が取れていないと、ホルモンバランスが崩れ、
免疫機能の働きが悪くなってしまうのは知っている方が多いと思います。
睡眠を取らないと病気にかかりやすくなり、風邪やインフルエンザが
流行る時期は、寝不足が原因でかかる方も多いとも言われています。
・睡眠時間が短くなると、ウイルスに感染しやすくなることも、
実験で証明されていて、予防のワクチンや薬を飲んでいても
十分な睡眠がとれていなければ効果が薄くなることもあります。
食欲のコントロールができるようになる
睡眠不足によって食欲増進ホルモンのグレリンが増加し、
食欲を抑制するホルモンのレプチンが低下していきます。
もちろん、食欲は増進されていきます。
食べる量が増えれば、体重増加。肥満につながっていきます。
肥満になると、糖尿病など生活習慣病にもなりやすくなります。
食欲をコントロールして肥満、生活習慣病を防ぐためには
まずは睡眠時間を十分に確保しましょう。
太りにくい身体づくりができる
「睡眠不足になると太る」と言われています。
グレリンの増加やレプチンの低下によって食欲がコントロールできなくなるのも
関係し、普段の活動量が低下し、代謝が落ちることも関係しています。
動かないと代謝も低下気味になり太るのは必然的です。
十分な睡眠時間をとることで、代謝を良くしていき栄養の吸収や
回復時間を効率的にすることができ、筋肉もつきやすくなり、
痩せやすい身体へと近づいていくことができます。
精神面が安定する
脳や身体に直接関係することがいいと知られていますが、
精神面でもメリットがたくさんあり、十分な睡眠をとることによって
不安感やストレスが減少されます。
不安感やストレスが多い状態は、ミスを誘発したりストレスが増します。
不安になってしまいがちなときは、睡眠時間が足りていないのかもしれませんね。
安定させるためには、睡眠はとても大切です。
不安になると眠れなくなるのか、眠れないから不安が増すのかという、
鶏と卵のような議論があります。
どちらが先ということはありませんが、睡眠が十分でない状態が状況を
悪くすることは確かで、不安に感じる原因を突き止めて解消することも
とても大切ですが、十分な睡眠をきちんととって、頭と身体、気持ちを
リセットすることが大切です。頭と心がスッキリしますよ。
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