脊柱管狭窄症で歩けない・10分で痛む。その症状は神経型?血流型?原因別チェックリスト

■はじめに

脊柱管狭窄症の方に最も多い悩みが、

  • 歩くと10分で痛くなる

  • 少し休むと歩けるようになる

  • だんだん歩行距離が短くなってきた

という 「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」 と呼ばれる症状です。

この症状は一見“同じように見えて”も、
実は 原因がまったく違う3タイプ があります。

そして、
タイプを間違えると治療が失敗しやすい という重大な問題があります。

本記事では、大阪・住吉区の大口神経整体院が
医学的根拠と臨床経験をもとに、
狭窄症の 原因別チェックリスト をお伝えします。


■脊柱管狭窄症の歩行痛は3タイプに分かれる

脊柱管狭窄症の「歩けない」「10分で痛む」は、
以下の3つの原因があります。


【タイプ①:神経型】

●特徴

  • 歩くとビリビリ・ジンジンする

  • 休むとすぐに楽になる

  • 前かがみ(カート押し)で歩きやすい

  • 痛みより“しびれ”が強い

  • 朝は比較的マシで、午後〜夕方が悪化

●神経型の理由

長期間の圧迫により、神経が “誤作動” を起こしています。
これは脊柱管狭窄症でも非常に多いタイプ。

●このタイプで大切なこと

手術では改善しにくい(神経そのものの誤作動だから)
➡ 神経の伝達回復が必要
➡ 姿勢・骨盤・胸椎の可動が重要

●当院での改善ポイント

  • 神経の伝達エラーを整える施術

  • 微弱電流による神経回復アプローチ

  • 骨盤〜背骨の可動域改善

  • 歩行時の神経負荷を下げる動作指導


【タイプ②:血流型】

●特徴

  • ふくらはぎがパンパンに張る

  • 足が重だるい

  • 朝の動き出しがつらい

  • 少し温めると楽

  • 冷えると痛みが強い

  • 歩行より“立ちっぱなし”がキツい

●血流型の理由

筋肉や神経の血流が低下し、
酸素不足により痛みが発生します。

●大切なポイント

神経型と違い、前かがみの姿勢で改善しにくい
➡ マッサージだけでは不十分
➡ 歩行の癖・足の使い方が根本原因になりやすい

●当院での改善ポイント

  • 下肢の血流を上げる手技

  • ふくらはぎのポンプ機能改善

  • 動き出しの改善エクササイズ

  • 足裏〜膝〜股関節の連動を整える施術


【タイプ③:混合型(最も多い)】

●特徴

  • 痛みとしびれが混在

  • 長く立てない

  • 10〜15分で痛む

  • 朝悪い/昼はマシ/夕方また悪い

  • 長時間歩行・長時間座位両方で悪化

●混合型の理由

神経の誤作動+血流低下が同時に起こっており、
症状が複雑化しています。

●ポイント

➡ 症状が一定しない
➡ MRI画像と症状が一致しない
➡ 施術も「神経だけ」「筋肉だけ」では改善しない

●当院での改善ポイント

  • 神経×血流の両方を改善する施術

  • 自律神経の調整

  • 骨盤・胸郭の動きを改善

  • 姿勢・生活動作を同時に見直す


■なぜタイプ別チェックが重要なのか?

理由はただ1つ。

原因を間違えると改善しないから。

よくある誤解では…

  • 神経型なのに歩行訓練ばかり → 悪化

  • 血流型なのに神経ブロック注射 → 効かない

  • 混合型なのに筋肉だけマッサージ → 変わらない

  • 骨盤矯正だけを続ける → 結果が出ない

狭窄症は「シンプルな腰痛」と異なり、
原因の見極めが何より重要な疾患 です。


■当院が行う【原因分類 × 検査】

住吉区の大口神経整体院では、
初回で以下の専門的検査を行います。

  • 神経反射テスト

  • 血流の左右差チェック

  • 歩行パターン分析

  • 痛みの出る姿勢の分析

  • 骨盤・股関節・胸椎の可動域

  • 狭窄症の型(神経根型/馬尾型/混合型)判定

✔ あなたの原因を「型」で明確化することで、

最短で改善できる道筋が見えます。


■まとめ

「10分で歩けなくなる」「途中で休むと歩ける」
—これは“老化”ではありません。

神経型・血流型・混合型、どのタイプなのか。

この区別がつくだけでも、
改善に向けた選択がガラッと変わります。

住吉区で脊柱管狭窄症の歩行痛に悩む方は、
まずは一度、原因の答え合わせから始めましょう。
あなたに合った改善方法は必ずあります。

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