脊柱管狭窄症で“朝つらい・夜しびれる”の原因は?神経と血流の関係をわかりやすく解説

■はじめに

脊柱管狭窄症の方からよく聞くお悩みがあります。

  • 朝起きた瞬間からつらい

  • 夜になるとしびれが強くなる

  • 昼はまだマシなのに朝と夜がしんどい

  • 1日の中で症状の波が大きい

これらは “身体の中で起こっている変化” を反映しています。

結論からいうと、
脊柱管狭窄症の 朝のつらさ・夜のしびれの強さ

✔ 神経の誤作動

✔ 血流低下

✔ 自律神経の乱れ

この3つが複合して起きています。

大阪・住吉区の大口神経整体院にも
「朝が一番痛い」「夜にしびれが強くなる」という方が非常に多く、
その原因と対策を理解することで改善のスピードが大きく変わります。

本記事では、それぞれの理由をわかりやすく解説します。


■まず理解すべき「1日の症状変動」が起きる理由

脊柱管狭窄症の症状は“24時間ずっと同じ”ではありません。

なぜなら、
神経・血流・自律神経は 時間帯によって働き方が変わる からです。


■【朝つらい理由①】寝ている間に“血流が落ちている”

睡眠中は体温が下がり、代謝も低下します。
その結果…

  • 筋肉や神経の血流が少なくなる

  • 酸素供給が減る

  • 神経が敏感になる

特に脊柱管狭窄症では、
もともと神経や血管の通り道が狭くなっているため

朝起きた瞬間が最も血流が悪い状態
になります。

▼朝つらい人の特徴

  • 起きた直後に痛み・しびれが強い

  • 動き始めが特につらい

  • 温めると少し楽になる

  • 朝のふくらはぎが特に重い

これは典型的な 血流型の狭窄症 のサインです。


■【朝つらい理由②】寝返り不足で筋肉が固まる

狭窄症の方は、
夜中の痛みや違和感で寝返りが減るケースが多いです。

寝返りが減る → 筋肉のポンプが働かない → 血流低下
→ 朝一がつらい

という流れで悪化していきます。


■【夜しびれる理由①】1日の疲労で“神経の誤作動”が強くなる

脊柱管狭窄症の多くは、
神経が過敏になっている “神経型” の症状 を含みます。

日中の歩行・作業・姿勢の癖により、
神経はどんどん刺激を受けます。

夕方〜夜にかけて、神経が疲弊して
誤作動(過剰興奮)が強くなるため
しびれやビリビリ感が増えるのです。

▼夜しびれる人の特徴

  • 夜、ふくらはぎがジンジンしやすい

  • 横になるとしびれが気になる

  • 気温が低い時期に特に悪化

  • 静かになるほどしびれを強く感じる

これは神経の“興奮モード”が続いている状態です。


■【夜しびれる理由②】自律神経が乱れている

人間は夜になると本来、
回復モード(副交感神経)に切り替わります。

しかし、
痛みや不安、ストレス、姿勢の崩れなどで
交感神経が強く働き続けると…

  • 血管が収縮

  • 筋肉が硬くなる

  • 神経が興奮する

夜しびれが強くなるパターン に陥ります。


■まとめ:朝と夜では“原因が違う”

まとめると以下の通りです。


▷ 朝つらい:血流低下+筋肉の硬さ

  • 体温低下

  • 代謝低下

  • 寝返り不足

  • 血流の悪さ


▷ 夜しびれる:神経の誤作動+自律神経の乱れ

  • 神経疲労

  • 姿勢の負担

  • 1日のストレス

  • 自律神経の興奮


■大口神経整体院が行うアプローチ

当院では、「朝つらい人」「夜しびれる人」を
それぞれ別の原因で評価し、アプローチを変えます。


▼① 神経の誤作動を整える施術

微弱電流×神経整体で、
過剰興奮した神経の伝達を正常化します。


▼② 血流改善(ふくらはぎ・臀部・腰部)

朝の酸欠状態を改善し、
歩き始めの痛みを軽減。


▼③ 自律神経の安定化

呼吸・姿勢・胸郭の動き
睡眠の質を高める調整を行います。


▼④ 歩行・生活動作の最適化

1日の終わりに神経疲労が溜まらないよう
姿勢・歩き方・日常動作を改善します。


■結論

脊柱管狭窄症の
「朝つらい」「夜しびれる」は
単なる“老化”ではありません。

原因ははっきりしており、

  • 朝 → 血流

  • 夜 → 神経

という“時間帯の違い”によって症状が現れています。

住吉区で狭窄症の症状に悩む方は、
あなたの症状の時間帯による変化を分析することで
最適な改善方法が必ず見えてきます。

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