【大阪・住吉区】脊柱管狭窄症の治療選びに失敗しない方法。手術・注射・整体の違いを総まとめ

■はじめに

脊柱管狭窄症の治療には

  • 手術

  • ブロック注射

  • リハビリ

  • 整体

  • 自費治療(再生医療・電気療法など)

など多くの選択肢があります。

しかし実際には、
「どれを選ぶべきか分からない」
という方が圧倒的に多いのが現状です。

住吉区の大口神経整体院にも、治療選びに迷い、
「これで良かったのか…」と不安を抱えたまま来院される方が多くいます。

本記事では、治療の「違い」「役割」「限界」を客観的に整理し、
あなたに合った治療法を選ぶための判断基準を解説します。


■脊柱管狭窄症の治療は“原因の種類”で選ぶべき

狭窄症の症状を起こす原因は、大きく3つに分けられます。

✔① 構造的な問題(骨・靱帯・椎間板)

✔② 神経の誤作動(神経伝達エラー)

✔③ 血流・自律神経・姿勢・動作の問題(機能的問題)

治療選びに失敗する人の多くが、
原因の種類を見誤ったまま治療を続けている ことが最大の理由です。

それぞれに対応できる治療を整理していきます。


■【手術】が必要なケースと限界

■手術が適応となるのは“構造問題が重度”の場合

代表的な適応は以下の通りです。

  • 排尿・排便の異常(馬尾症状)

  • 急激な筋力低下(下垂足など)

  • 安静にしても激痛

  • MRIで明らかな強度の狭窄・すべり症

これは命に関わるケースもあるため、
手術は大切な選択肢の一つです。

■手術のメリット

  • 強い圧迫を短時間で改善できる

  • 筋力低下や麻痺の進行を防げる

  • 医学的に必要な場合は効果が高い

■手術の限界

  • 神経の働き(誤作動)は手術では回復しない

  • 血流や自律神経の問題は残る

  • 手術後もしびれが残ることがある

  • 再発のリスク(術後狭窄・隣接椎間障害)

結論:
構造が重度なら必要。
構造軽度なら“最後の選択肢”。


■【注射(ブロック注射)】の役割と限界

■注射でできること

  • 炎症を抑える

  • 痛みの信号を一時的に止める

  • 数日〜数週間の症状緩和

■注射のメリット

  • 痛みを抑え、行動できるようになる

  • 短期間の炎症には有効

  • 痛みが強い時の対症療法としては◎

■注射の限界

  • 効果が一時的

  • 回数を重ねるほど効かなくなる

  • 神経伝達エラーには無効

  • 血流・自律神経の問題は改善しない

結論:
痛みが強い時の“つなぎの治療”であって、根本改善ではない。


■【整体(神経整体)】で改善が見込める症状

■整体が得意なのは“機能的問題”

  • 神経の誤作動

  • 血流低下

  • 自律神経の乱れ

  • 姿勢の崩れ

  • 歩行パターンの問題

  • 生活動作による負担

これらは手術・注射では改善しません。

■整体(特に神経整体)のメリット

  • 神経伝達の改善

  • 血流改善

  • 夜間のしびれ・朝のつらさの改善

  • 歩行安定

  • 再発予防(動作・姿勢改善)

  • 手術後の残存しびれにも有効

■整体(神経整体)の限界

  • 構造が重度(馬尾型・強度すべり症)は医療優先

  • 即効性ではなく、原因に応じた段階的改善が必要

結論:
構造が軽度〜中度の狭窄症は改善が期待できる分野。
手術後の残存症状にも適応。


■【治療の違い】をまとめるとこうなる

治療 得意な領域 限界
手術 構造的圧迫(骨・椎間板) 神経機能・血流・自律神経には作用しない
注射 炎症・痛みの一時緩和 根本改善にならない
整体(神経整体) 神経・血流・姿勢・動作 重度の構造問題は医療優先

■治療選びに失敗しないための3つの基準

【① まず“危険サイン”がないか判断する】

以下がある場合は医療優先。

  • 排尿・排便異常

  • 急な筋力低下

  • 安静時の激痛


【② 症状の原因がどこにあるか“検査する”】

重要なのは

  • 神経の誤作動

  • 血流の状態

  • 自律神経

  • 姿勢・動作

が関わっているかどうか。

MRIでは分かりません。


【③ “改善の余地がどこにあるか”を知る】

狭窄症は

✔ 構造の狭窄

×だけでは痛みが出ない。

✔ 機能(神経・血流・動作)が悪化

→ ここを改善できれば手術を回避できるケースも多い。


■大口神経整体院(住吉区)で行う評価

当院では、初回で必ず

  • 神経反射テスト

  • 血流の左右差

  • 歩行分析

  • 姿勢・胸郭・骨盤の動き

  • 狭窄症の型(馬尾型・神経根型・混合型)判定

を行います。

これにより
「手術か整体か」「改善の余地はどこか」
が明確になります。


■まとめ

脊柱管狭窄症の治療選びに失敗しないためには、

  • 手術の役割(構造)

  • 注射の役割(炎症・痛みの緩和)

  • 整体の役割(神経・血流・動作改善)

を正しく理解することが不可欠です。

そして、
あなたの症状の原因がどこにあるかによって
最適な治療は大きく変わります。

住吉区で狭窄症の治療選びに迷っている方は、
まず“原因の答え合わせ”から始めることをおすすめします。

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